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<自動販売機>「つめた〜い」→「あったか〜い」の切り替えはいつ?

2018/11/27 10:20 ウェザーニュース

飲料自動販売機に温かい飲み物が増え、「春夏バージョン」から「秋冬バージョン」に切り替わってきています。
気温が何℃になったら切り替えるのでしょうか。

すでに「あったか〜い販売中」が95%

ウェザーニュースが、9月19日と11月14日に、「あなたの周辺の自動販売機に『あったか〜い』は販売されていますか?」という調査を行いました。

「あったか〜い販売中」が9月には37%でしたが、11月には95%に達していました。
地域別に見ると、沖縄は「あったか〜い販売中」が9月の3%から11月の31%に増加しましたが、それでも少数派。11月でも夏日になることがある沖縄では、「つめた〜いのみ」が主流派なのですね。

9月〜11月にホットが登場

気温が何℃になったら、飲料自販機を「春夏バージョン」から「秋冬バージョン」に切り替えるのか、清涼飲料メーカーのダイドードリンコに聞きました。

「9月〜11月にかけて切り替えていますが、コールドからホットに切り替える明確な基準は設けていません。自販機を路面に設置しているか、建物内に設置しているかの違いもありますから、その地域の需要に合わせてルートセールスが対応しています」(同社コーポレートコミュニケーション部)

季節の移ろいに応じて徐々に変わる

自販機の中身はロケーションによってさまざま。たとえば、オフィス内など空調がきいている場所では1年中ホットコーヒーを入れているところがあると言います。また、最近は体を冷やす飲み物を敬遠する人もいるので、夏でもホットを入れて欲しいという要望もあるそうです。

「切り替えといっても、コールドからホットへ一気に切り替えるのではなく、秋から冬へ季節が移り変わるのに合わせて徐々に増やしていきます。また、『おしるこ』の販売は冬が深まった年末年始頃から始めます」(同)

ふだんは見過ごしている道端の飲料自販機ですが、秋の深まりとともに商品が少しずつ切り替わっているのですね。
>>この先の冷え込みは?