大陸と日本海の雲のスキマ=「離岸距離」
ズバリ、どこを見ればいいかというと、「大陸と日本海の雲との距離」です。
この距離のことを「離岸距離」と呼んでいて、この離岸距離が短いほど上空の寒気が強いことを示しています。
この距離のことを「離岸距離」と呼んでいて、この離岸距離が短いほど上空の寒気が強いことを示しています。
なぜこの距離で寒気の強さがわかるのかというと、大陸から吹く冷たい季節風は、(相対的に)温かい日本海の上に出ると、日本海から水蒸気がどんどん供給され、日本海の上で雲が発生します。
この雲は、「日本海の水温」と「上空の気温」の差が大きいほど発生しやすくなります。
大陸からのキョリが短いということは、上空の寒気が強く、大陸から吹く冷たい季節風が日本海に出て、すぐに雲ができたということになります。
逆に、この離岸距離が長い時は、大陸からの寒気がそれほど強くないということが予想されます。
天気予報で「上空の寒気が強い」という言葉を耳にしたら、衛星画像の大陸と雲の距離にも注目してみてくださいね。
この雲は、「日本海の水温」と「上空の気温」の差が大きいほど発生しやすくなります。
大陸からのキョリが短いということは、上空の寒気が強く、大陸から吹く冷たい季節風が日本海に出て、すぐに雲ができたということになります。
逆に、この離岸距離が長い時は、大陸からの寒気がそれほど強くないということが予想されます。
天気予報で「上空の寒気が強い」という言葉を耳にしたら、衛星画像の大陸と雲の距離にも注目してみてくださいね。