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今朝は各地で今季一番の冷え込み 北海道では-6.9℃を観測

2018/11/21 08:44 ウェザーニュース

今日20日(火)は未明に札幌で初雪が観測されるなど、上空に寒気が流れ込んだことに加え、日本海側や関東南部を除いて、朝から晴れて放射冷却が強まり、各地で今季一番の冷え込みとなりました。

各地で今季一番の冷え込みに

北海道の道東の上士幌町にある、ぬかびら源泉郷では、7時33分に-6.9℃まで下がり、全国の今季最低気温を更新しました。

また、西日本や東日本でも、冷え込みが強まったところが多く、広島では7.1℃、福岡では8.3℃を観測し、今季一番寒い朝となりました。

蒸気霧の一種「気嵐(けあらし)」も

広島県東広島市福富町より(20日6時45分撮影)
この冷え込みによって1.3℃まで下がった広島県東広島市では、水面近くの空気が冷やされて、湯気のように見える「気嵐(けあらし)」が目撃されました。
付近では「霜が降りて、車のフロントガラスも凍っていた」と、コメントも添えられています。

北海道は路面状況に注意

北海道下川町より(20日7時過ぎ撮影)
北海道内では昨日の雨や雪で路面がぬれていたところに冷え込みが強まり、道東や内陸部を中心に、路面が凍結しているところがあります。

冬の凍結道路での運転経験があるとはいえ、シーズン初めで久しぶりの凍った路面での運転となるので、十分にご注意ください。

三連休はさらに強い冷え込みに

今週末の三連休には、今シーズンこれまでで一番強い寒気が南下し、北日本は12月中旬並みの寒気に覆われる予想です。
北海道では市街地でもしっかりと雪が積もると見られ、路面悪化に注意が必要です。青森など東北地方でも初雪の可能性があります。
西日本や東日本でも、朝は5℃前後まで冷え込みそうです。
冬物の上着や暖房器具も本格的に使い始める寒さになるので、風邪など引かないようにお気をつけください。
>>各地のこの先1週間の天気・気温