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目前が一色に!この秋見られた一面の紅葉絶景

2018/11/24 15:29 ウェザーニュース

2018シーズンの紅葉も多くの人々を魅了してきました。
鮮やかな色が折り重なるように共存する錦の紅葉風景も素晴らしいのですが、シンプルに一色に染まった風景も不思議な魅力があります。
今年全国から届いた投稿の中から、目の前がひとつの色に染まった風景を捉えた写真を集めてみました。

黄金色のイチョウトンネル

北海道大学
北海道大学の有名スポット。長さ約380mの道路の両側に70本ものイチョウが堂々と並ぶ様子は圧巻。落ち葉の絨毯とともに、今年も黄金色のトンネルが完成しました。

空中から楽しむ小麦色の海

青森県・八甲田山
こちらは青森県八甲田山の様子。ロープウェーのゴンドラの中から、ブナ林の雄大な紅葉が眺められました。ちなみにこの小麦色に近い褐色の紅葉を「褐葉」と言うそうです。詳しくは最後に…

赤く染まる写し鏡

長野県 軽井沢町 雲場池
軽井沢の人気紅葉スポット。池の周囲がもみじで真っ赤に染まり、その様が池にも映り込み、写し鏡の真っ赤な世界となりました。

光に浮かぶもみじ回廊

山梨県 河口湖畔
河口湖畔のもみじ回廊も今年は多くの人で賑わいました。川の両脇に約60本の古木もみじがきれいに色付き、イベント期間中は午後10時までライトアップ。闇夜に浮かぶ真っ赤な空間は、昼とは全く異なる世界を見せてくれました。

お座敷越しの絵になる世界

兵庫県 豊岡市
兵庫県は豊岡市にある「但馬安国寺」。境内の樹齢150年を超すと言われる立派なドウダンツツジが秋には真っ赤に紅葉します。

このドウダンツツジを本堂からお座敷越しに見ると絵のような絶景に。紅の色が座敷内にも映り込み、目の前の世界が染まったような感覚になります。

紅葉色と種類と色素の関係

一般的に葉が色づくことを【紅葉(こうよう)】といいますが、色の変わり方で厳密には呼び名は変わります。

◆紅葉(こうよう)
葉の緑色の色素(クロロフィル)が分解され、赤色の色素(アントシアニン)が増える。
カエデ、サクラ、ナナカマド、ケヤキ、コナラなど

◆黄葉(こうよう・おうよう)
葉の緑色の色素(クロロフィル)が分解され、黄色の色素(カロチノイド)が増える。
イチョウ、ポプラなど

◆褐葉(かつよう)
葉の緑色の色素(クロロフィル)が分解され、褐色の色素(タンニン性物質あるいはフロバフェン)が増える。
ブナ、ケヤキ、トチノキなど、前途の八甲田山の風景は褐葉と言えそうです。

”色”で感じられる四季には桜や新緑などありますが、実は秋が一番スケールが大きくて、様々な色を楽しめるんじゃないか?

ため息が出るような皆さんの絶景リポートを見ながら、そんな感覚がしました。

来年は、色にこだわって紅葉を見に行くのも、いいかもしれません。
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