今朝の東京の最低気温は、8.7℃と今季初めて1ケタの気温となり、そのほか千葉市や横浜市でも、今季初めて最低気温が10℃を下回りました。
関東ではほとんどの地点で、今季最低気温を更新しています。

＜今朝の最低気温（15日(木)6時30分まで）＞
　東京　　　8.7℃
　横浜　　　9.1℃
　千葉　　　9.0℃
　さいたま　5.1℃
　前橋　　　5.3℃
　宇都宮　　4.4℃
　水戸　　　4.9℃

また、宇都宮では気象台から初霜の発表があり、平年より13日遅く、昨シーズンより15日遅い観測となりました。
＞＞現在の気温は？

東京で観測が開始された1875年以降、一桁の気温を観測した最も遅い記録は2000年の11月17日。今日11月15日での観測は、2012年などに並ぶ過去3番目の遅さになります。

＜東京の初一桁の遅い記録＞
　2000年11月17日
　2011年11月16日
　2012年11月15日
　2005年11月15日
　1989年11月15日

上空の寒気が残っていたことに加えて、昨夜から今朝にかけて穏やかに晴れて、地表付近の熱が上空へ逃げていく放射冷却現象が強まったため、今朝は各地で気温が下がったものと見られます。

朝は肌寒くなりましたが、今日の昼間は日差しのパワーで過ごしやすい体感になりそうです。
20℃近くまで上がるところもあり、日向なら上着なしでも過ごせる陽気になります。

一日の寒暖差が大きくなるので、服装で上手に調節を行ってください。
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