笠雲とは?
まるで山が帽子をかぶっているかのように、頂上付近に雲がかぶさることがあります。このような雲を「笠雲(かさぐも)」と言います。
上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって、強制的に上昇して雲ができます。
このとき、上空の風が強いと、風上側の斜面で雲が発生。風下側の斜面では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、山頂付近で雲が止まって見えます。
上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって、強制的に上昇して雲ができます。
このとき、上空の風が強いと、風上側の斜面で雲が発生。風下側の斜面では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、山頂付近で雲が止まって見えます。
今日の富士山周辺は、空の高いところは晴れているものの、湿った空気が流れ込んでいる影響で空気中の水蒸気は多くなっています。
さらに上空3000~4000m付近は、風速20m/s前後の強風となっているため、笠雲が出現しました。
さらに上空3000~4000m付近は、風速20m/s前後の強風となっているため、笠雲が出現しました。
今日の笠雲は天気下り坂のサイン
笠雲が現れるとよく天気下り坂のサインと言われています。
大きな笠雲はそれだけ空気中の水蒸気が多いことを示しており、今日は晴天が長く続きません。
午後には笠雲が確認できないような曇り空へと変化し、夜には雨の降り出すこともあるため、この後の雲の変化に注目です。
>>今日の天気をチェック
大きな笠雲はそれだけ空気中の水蒸気が多いことを示しており、今日は晴天が長く続きません。
午後には笠雲が確認できないような曇り空へと変化し、夜には雨の降り出すこともあるため、この後の雲の変化に注目です。
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