正式名称 ⇒ ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲
ギザギザしたノコギリの歯のような形をした雲。これは、「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」と言います。
大気は色んな性質の空気の層が重なってできています。
乾いた空気と湿った空気など質の異なる空気の層が上空で接していて、さらに、空気層の高さによって、風向きが大きく異なっていたり、風速に違いがあったりすると、気流が乱れて、こうした波のような形の雲が現れることがあります。
大気は色んな性質の空気の層が重なってできています。
乾いた空気と湿った空気など質の異なる空気の層が上空で接していて、さらに、空気層の高さによって、風向きが大きく異なっていたり、風速に違いがあったりすると、気流が乱れて、こうした波のような形の雲が現れることがあります。
上空で風向きが違い発生か
今朝、日の出の頃に青森県の東側には、低い雲が見られました。さらに青森県の上空の風のデータによると、上空1500m付近を境に、それよりも上空は西よりの風、それよりも下層は北よりの風となっており、風向きの違いが確認できました。
そのため、ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲が発生する条件になったと考えられます。
そのため、ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲が発生する条件になったと考えられます。