関東・東海は平年より遅く、そのほかの平野部は平年並の予想
葉が色づく時期は秋の気温と深く関係しており、気温が低いと色づく時期が早くなり、高いと遅くなります。
現在、北日本は紅葉シーズンの終盤で、東・西日本は標高の高い山から低い山へ見頃エリアが移ってきています。今週末にかけて色づきがさらに進み、袋田の滝(茨城県)や寒霞渓(香川県)、白鳥温泉付近(宮崎県)などで見頃を迎える見込みです。
この先、関東・東海の気温は平年よりもやや高い予想です。このため、これから色づきが進む平野部の名所では、平年よりも遅い見頃を迎えるとみています。一方、そのほかの東・西日本では平年並の気温となる予想で、見頃時期も平年並となる所が多くなりそうです。
現在、北日本は紅葉シーズンの終盤で、東・西日本は標高の高い山から低い山へ見頃エリアが移ってきています。今週末にかけて色づきがさらに進み、袋田の滝(茨城県)や寒霞渓(香川県)、白鳥温泉付近(宮崎県)などで見頃を迎える見込みです。
この先、関東・東海の気温は平年よりもやや高い予想です。このため、これから色づきが進む平野部の名所では、平年よりも遅い見頃を迎えるとみています。一方、そのほかの東・西日本では平年並の気温となる予想で、見頃時期も平年並となる所が多くなりそうです。
今後の天候、鮮やかな色づきには好条件
葉が鮮やかに色づくためには、朝晩の冷え込みや、葉が色づく時期の適度な日照と雨が必要です。10月は、東・西日本では平年よりも降水量が少なく、鮮やかな色づきに適さない条件でした。
この先は一転し、全国的に天気が周期変化して“天候的には”好条件となります。葉が鮮やかに色づくために必要な十分な日照や雨、朝晩の冷え込みが見込めるため、これから色づきが進む地域では、鮮やかな色づきが期待できそうです。
ただ、今年は8月〜10月にかけて台風が相次いで接近・上陸しており、一部の名所ではその影響が懸念されます。
この先は一転し、全国的に天気が周期変化して“天候的には”好条件となります。葉が鮮やかに色づくために必要な十分な日照や雨、朝晩の冷え込みが見込めるため、これから色づきが進む地域では、鮮やかな色づきが期待できそうです。
ただ、今年は8月〜10月にかけて台風が相次いで接近・上陸しており、一部の名所ではその影響が懸念されます。
近畿は倒木、関東は塩害による葉の変色が顕著に
スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて紅葉する木々への台風の影響を調査し、全国10,376人に回答いただきました(調査期間:10月25日〜28日・沖縄県を除く)。その結果、近畿や関東は台風のダメージがほかの地域よりも大きく、また、紅葉への影響に東西で違いがあることがわかりました。
近畿では“倒木・枝が折れる”が多く、特に大阪府(46.9%)、京都府(44.5%)、滋賀県(33.3%)で被害が発生していました。一方、関東周辺では“葉が変色”が多く、特に千葉県(46.2%)、静岡県(38.6%)、神奈川県(36.2%)など、沿岸地域に被害が集中していました。
地域全体の鮮やかさが劣るほどではなさそうですが、紅葉する木々や葉が少なくなった名所では、例年よりもボリュームに欠ける箇所があるかもしれません。紅葉狩りを予定している方は、被害・復旧状況など最新情報をこまめに確認することをおすすめします。
>>1万件の報告を分析、近畿は倒木、関東は塩害による葉の変色が顕著に
近畿では“倒木・枝が折れる”が多く、特に大阪府(46.9%)、京都府(44.5%)、滋賀県(33.3%)で被害が発生していました。一方、関東周辺では“葉が変色”が多く、特に千葉県(46.2%)、静岡県(38.6%)、神奈川県(36.2%)など、沿岸地域に被害が集中していました。
地域全体の鮮やかさが劣るほどではなさそうですが、紅葉する木々や葉が少なくなった名所では、例年よりもボリュームに欠ける箇所があるかもしれません。紅葉狩りを予定している方は、被害・復旧状況など最新情報をこまめに確認することをおすすめします。
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