そもそも特異日とは?
特異日とは、毎年、同じ日に同じような天気現象が起きやすい日といわれています。晴れの特異日や雨の特異日、寒さの特異日、台風来襲の特異日などがあります。
気象学的な原因ははっきりしませんが、このような特異日の存在は日本だけではなく、世界でも古くから経験的に知られています。
気象学的な原因ははっきりしませんが、このような特異日の存在は日本だけではなく、世界でも古くから経験的に知られています。
過去10年間を検証…
晴れの特異日と言われている11月3日の、過去10年の東京の天気を検証してみます。すると、実際には2008〜2017年のうちで「晴れ」となったのは6回でした。2年に一度は晴れていたとはいえ、あまり多くはない気がしますね…。
他の「晴れの特異日」も同様に見てみると…
他の「晴れの特異日」も同様に見てみると…
6月1日も同様に6回、3月14日については4回しかありませんでした。
それぞれの季節柄、前後の日と比べると晴れやすい、などの相対的な評価もあるのかもしれませんが、一口に「特異日だから晴れる」とは言いがたい状況のようです。
それぞれの季節柄、前後の日と比べると晴れやすい、などの相対的な評価もあるのかもしれませんが、一口に「特異日だから晴れる」とは言いがたい状況のようです。
今年の11月3日は…
さて、今年の11月3日、今日の日本列島の天気はというと、沖縄を除いて、高気圧に覆われて晴れるところが多そうです。
ただし、静岡を中心とした東日本の太平洋側では雲が広がりやすい予想で、名古屋や東京も一時的に雲が広がる可能性があります。
はたして、「晴れの特異日」の実績を引き上げることは出来るでしょうか。
<GPS検索> ピンポイント天気予報
ただし、静岡を中心とした東日本の太平洋側では雲が広がりやすい予想で、名古屋や東京も一時的に雲が広がる可能性があります。
はたして、「晴れの特異日」の実績を引き上げることは出来るでしょうか。
<GPS検索> ピンポイント天気予報
参考資料など
「晴れ」は日照時間が可照時間の40%以上の日とする