1か月予報 11月からは高温傾向 冬の訪れはゆっくり
2018/10/26 06:54 ウェザーニュース
市街地でも朝晩は10℃前後まで冷え込む日が出るなど、季節はじわじわと進んでいます。25日(木)に気象庁から発表された最新の1ヶ月予報(対象期間:10月27日~11月26日)によると、寒気の流れ込みやすい状況は10月いっぱい続き、11月に入るとともに寒気の影響は小さくなりそうです。
11月からは気温高めの傾向
この先1週間程度は上空に寒気が流れ込みやすく、特に西日本で気温が平年を下回りそうです。朝晩を中心に冷え込んで、紅葉の色づきが進んでいきます。
ただ、11月に入るとこうした寒気の南下はなくなり、全国的に気温は高めの予想。1か月を平均すると、北日本や関東、東海は平年より高く、そのほかのエリアも平年並みか高めの気温となりそうです。
天気は周期変化でも降水量は少なめ
降水量は顕著な傾向が見られず、平年並みか少なめのエリアが多い予想となっています。
季節の歩みはなかなかペースが上がらず、秋の深まり・冬の訪れはゆっくりと進んでいきそうです。
紅葉の色づきも遅い傾向に
葉が色づく時期は秋の気温と深く関係しており、気温が低いと色づく時期が早くなり、高いと遅くなります。 この先、北・東日本では、今月10月は平年より気温がやや高めとなり、11月も関東甲信・東海で高温傾向が続く見込みです。このため、これから色づきが進む北・東日本の名所では、見頃時期が平年より遅めとなりそうです。
一方、西日本では、10月〜11月は平年並の気温となる予想で、見頃時期も平年並となるところが多くなります。