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くびれた太陽 高知県土佐市で「だるま朝日」出現

2018/10/25 08:23 ウェザーニュース

高知県土佐市より(25日6時48分撮影)

今日25日(木)朝、高知県土佐市から「だるま朝日」の写真が届きました。
「冷え込んだことで海上にはやや靄がかかり、周りの景色との色合いがちょうどいい感じになった」とコメントが添えられていました。

朝の冷え込みがもたらす神秘

今日25日(木)は大陸から進んできた移動性高気圧に覆われて、全国的に朝からスッキリと晴れています。このため朝は気温が下がり、だるま朝日が撮影された土佐市に近い須崎市では10.9℃、高知市でも11.7℃と、冷え込みました。

一方で、海水温はすぐには下がらず25℃近くはあり、比較的温度差が大きくなったため、だるま朝日が出現したものとみられます。

だるま朝日が見える原理

蜃気楼の一種で、朝冷やされた空気の下層と比較的暖かい海面付近との温度差が大きくなり、人の目に届く光が曲げられて、下側にもう一つ朝日があるように見えることで、だるま型になるといわれています。

空気はすぐに温度が変わり、水はゆっくりと温度が変わります。そのため、寒気や放射冷却などで急激に空気が冷やされることの多い、秋〜春は海水よりも空気のほうが冷たくなりやすく、“だるま”を見られることが多くなります。

今日の夕方や明日の朝も“だるま”チャンス!

今日から明日の午前にかけては、各地で穏やかな晴天となる予想です。そのため、今日の夕方や明日の朝も冷え込みが強まり、夕陽や朝日やだるま型に見られるチャンスがありそうです。

海岸や港など日の入り方向の水平線が見える場所から、狙ってみてはいかがでしょうか?
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