ブーツや革靴、すっぴん状態かも
昨シーズンはブーツや秋冬用の革靴を手入れしてから片づけましたか?そのままシューズボックスの中、という人も多いのではないでしょうか。
「長時間履いた靴は表面の油分が失われ、“すっぴん”のような状態です。そのまま長期間しまわれた靴は、革が乾燥しています。それを履いて外出し、電車内で踏まれたりするとダメージを受けてしまいます。乾いた革は水や汚れを吸いやすいので、雨にも弱いのです」(リーガルコーポレーション小売統括部教育課・神保幸宏さん)
「長時間履いた靴は表面の油分が失われ、“すっぴん”のような状態です。そのまま長期間しまわれた靴は、革が乾燥しています。それを履いて外出し、電車内で踏まれたりするとダメージを受けてしまいます。乾いた革は水や汚れを吸いやすいので、雨にも弱いのです」(リーガルコーポレーション小売統括部教育課・神保幸宏さん)
また、シューズボックスに入れっぱなしの靴は、臭いのもととなる雑菌が繁殖したり、カビが生えたりしていることもあり、これも手入れが必要だといいます。
基本の手入れで革を“守る”
〈1〉ブラシで汚れを落とす
毛足が長く柔らかい馬毛などのブラシで、靴表面のホコリや汚れを払い落とします。
〈2〉クリーナーで拭く
クリーナー(靴の汚れ落とし)を布につけて、靴を優しく拭きます。
〈3〉クリームを塗る
布に靴クリーム(栄養を与える乳化性タイプ)をコーヒー豆1つ分くらいつけ、全体に伸ばします。
〈4〉余分なクリームを取り、磨く
毛が硬めな豚毛などのブラシをかけることで、余分なクリームを除きます。仕上げに布で拭き上げます。
毛足が長く柔らかい馬毛などのブラシで、靴表面のホコリや汚れを払い落とします。
〈2〉クリーナーで拭く
クリーナー(靴の汚れ落とし)を布につけて、靴を優しく拭きます。
〈3〉クリームを塗る
布に靴クリーム(栄養を与える乳化性タイプ)をコーヒー豆1つ分くらいつけ、全体に伸ばします。
〈4〉余分なクリームを取り、磨く
毛が硬めな豚毛などのブラシをかけることで、余分なクリームを除きます。仕上げに布で拭き上げます。
気になるカビ・臭いは?
生えてしまったカビは、どうしたよいのでしょうか?
「カビ用のスプレーを布に吹き付け、カビの生えた部分を拭き上げます。カビが除去できたら、予防のために靴に直接スプレーします」(神保さん)
また、ブーツなどは臭いが心配です。
「つま先に衣類くずやホコリが溜まり、雑菌などが繁殖して臭いのもとになっていることが多いです。棒などにウェットティッシュを巻きつけ、除去します。その後にデオドラント(消臭)スプレーを使います」(神保さん)
カビや革の状態によっては、プロに任せた方がよいケースもあります。
「カビ用のスプレーを布に吹き付け、カビの生えた部分を拭き上げます。カビが除去できたら、予防のために靴に直接スプレーします」(神保さん)
また、ブーツなどは臭いが心配です。
「つま先に衣類くずやホコリが溜まり、雑菌などが繁殖して臭いのもとになっていることが多いです。棒などにウェットティッシュを巻きつけ、除去します。その後にデオドラント(消臭)スプレーを使います」(神保さん)
カビや革の状態によっては、プロに任せた方がよいケースもあります。
普段は20秒の手入れを
ただ、上記のような「基本の手入れ」を毎回するのは、なかなか大変です。
「帰宅したら、毛足が長く柔らかいブラシで汚れを落とします(上記〈1〉)。ホコリなどを取り、革の表面をきれいにするためで、20秒程度で終わります。また、出がけに革の表面に元気がないと感じたら、毛が硬めのブラシを全体にかけます(上記〈4〉)。クリームの油分が残っているので、革が蘇ります。きちんとしたお手入れは、週末など時間のあるときにどうぞ」(神保さん)
それなら、負担にならずに続けられそうですね。
「シーズンオフになる靴は、お手入れをしてからしまいましょう。靴用の乾燥剤を入れると、湿気を適度に除去できます。密閉した状態に長期間置くと部材が劣化しやすいので、定期的に外気に当てたり、着用することをお薦めします」(神保さん)
お気に入りの靴やブーツ、手入れして長く快適に履き続けたいものですね。
「帰宅したら、毛足が長く柔らかいブラシで汚れを落とします(上記〈1〉)。ホコリなどを取り、革の表面をきれいにするためで、20秒程度で終わります。また、出がけに革の表面に元気がないと感じたら、毛が硬めのブラシを全体にかけます(上記〈4〉)。クリームの油分が残っているので、革が蘇ります。きちんとしたお手入れは、週末など時間のあるときにどうぞ」(神保さん)
それなら、負担にならずに続けられそうですね。
「シーズンオフになる靴は、お手入れをしてからしまいましょう。靴用の乾燥剤を入れると、湿気を適度に除去できます。密閉した状態に長期間置くと部材が劣化しやすいので、定期的に外気に当てたり、着用することをお薦めします」(神保さん)
お気に入りの靴やブーツ、手入れして長く快適に履き続けたいものですね。