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マーシャル諸島で熱帯低気圧が発生 台風へ発達の兆し

2018/10/21 14:40 ウェザーニュース

10月に入ってからは対流活動が弱まって、台風の発生しない状況が続いていた日本の南の太平洋上で、積乱雲群がまとまって熱帯低気圧が発生しました。この熱帯低気圧は、台風へと発達する可能性があります。

複数の気象モデルが発達を予測

地上実況天気図 21日9時
21日(日)9時現在、マーシャル諸島で1008hPaの熱帯低気圧が発生し、ゆっくりとした速さで西北西へ進んでいます。

この熱帯低気圧について、複数の海外機関の気象予測シミュレーションモデルが、さらに発達する傾向を示しています。もし発達して台風になると、9月29日に発生した台風25号以来、約3週間ぶりの台風発生となります。

この熱帯低気圧の今後の進路はまだはっきりしていません。
ただ、多くの台風が日本列島へ接近した先月までと比べると、気圧配置は晩秋に近いかたちへと変わっているため、日本列島へ接近する可能性は比較的小さくなっているとみられます。
ウェザーニュースでは、引き続き状況の監視を行い、新しい情報が入り次第お伝えします。
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