熊本地震の震源域で震度3が2回発生
15日9時12分頃、熊本県天草・芦北地方を震源とするM4.1の地震が発生。熊本市や八代市、宇城市などで震度3を観測しました。そして19日5時6分頃にもほぼ同じ震源でM3.6の地震が発生し、宇城市で震度3を観測しています。いずれも熊本地震の震源域内で、余震と考えられます。
地震活動全体を見ると特に活発化した訳ではなく、当面は同じような規模の地震が時々発生し、震度3~4程度の揺れを観測することはありそうです。
地震活動全体を見ると特に活発化した訳ではなく、当面は同じような規模の地震が時々発生し、震度3~4程度の揺れを観測することはありそうです。
ニューカレドニア近海で立て続けにM6超
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は2回発生しています。その2回はいずれもニューカレドニアの東の海域で発生。M6.3の地震の後、わずか30分後にM6.4が起きました。震源の位置や深さ、メカニズムなどがほとんど同じことから、一連の活動が30分の間隔を置いて発生したと見られます。
震源が陸地から少し離れていたため、揺れによる被害はなく、津波の発生もありませんでした。
断層が一度に破壊せず、時間をおいて活動するケースはしばしば起きています。規模の大きなものとして知られているのが、安政東海地震と安政南海地震。わずか32時間の間隔でM8超の巨大地震が相次ぎました。また、熊本地震もM6.5の発生の2時間半後にM6.4、その26時間後にM7.3の地震が発生しています。
震源が陸地から少し離れていたため、揺れによる被害はなく、津波の発生もありませんでした。
断層が一度に破壊せず、時間をおいて活動するケースはしばしば起きています。規模の大きなものとして知られているのが、安政東海地震と安政南海地震。わずか32時間の間隔でM8超の巨大地震が相次ぎました。また、熊本地震もM6.5の発生の2時間半後にM6.4、その26時間後にM7.3の地震が発生しています。