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ハリケーンから変わった低気圧がフランスに大雨を降らせる

2018/10/16 17:12 ウェザーニュース

9月下旬に大西洋で発生した熱帯低気圧Leslieはゆっくりと移動しながら発達し、10月3日(水)にはハリケーンになりました。
10月中旬になって北東に動き始め、温帯低気圧へと性質を変えながらヨーロッパに接近。ポルトガルに上陸しています。

低気圧に向かって湿った空気が流れ込んで雨雲が発達し、フランス南西部のオード県を中心に激しい雨が降りました。
15日(月)6時(世界標準時)までの12時間にカルカソンヌでは138mmを観測。このエリアは10月の1か月でも降水量は100mm未満で、各地で記録的な大雨となって大きな被害につながっています。週中頃にかけて湿った空気の流れ込みやすい状況が続くため、被害の拡大も懸念されます。