カムチャッカ半島沖でM6.9
13日20時12分頃、カムチャッカ半島付近を震源とするM6.9の地震が発生しました。気象庁が観測を行っているエリア内では今年最大規模の地震です。(北海道胆振東部地震はM6.7)
震源の深さが490kmの深発地震だったため、最大震度は北海道別海町の2でした。この地震では北海道の道東を中心に震度1以上の揺れを観測しましたが、それ以外の地点は東北が多く、揺れの分布が特徴的です。「異常震域」と呼ばれる現象で、深発地震の時にしばしば見られます。
震源の深さが490kmの深発地震だったため、最大震度は北海道別海町の2でした。この地震では北海道の道東を中心に震度1以上の揺れを観測しましたが、それ以外の地点は東北が多く、揺れの分布が特徴的です。「異常震域」と呼ばれる現象で、深発地震の時にしばしば見られます。
今回の震源に近い2013年5月24日にはM8.3、深さ598kmの地震が発生。震度3を観測したのが北海道道北の猿払村と秋田市。比較的震源に近い網走では震度1以上の揺れはなく、遠く離れた東京都内で震度1を観測しました。
パプアニューギニアでM7.0
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は7回発生しています。最も規模が大きかったのは11日にパプアニューギニアで発生したM7.0の地震です。震源はニューブリテン島の山間部で、揺れが大きかったエリアに都市がなかったため、目立った被害は報告されていません。
パプアニューギニアは太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界にあたり、地震が多いエリアです。今年2月には隣のニューギニア島でM7.5の強い地震があり、被害を及ぼしています。
パプアニューギニアは太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界にあたり、地震が多いエリアです。今年2月には隣のニューギニア島でM7.5の強い地震があり、被害を及ぼしています。