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広島や福岡など、西日本で今季一番の冷え込み 5℃以下のところも

2018/10/12 07:35 ウェザーニュース

島根県隠岐の島町より

西日本では、昨日11日(木)に寒冷前線が通過し、大陸から冷たい空気を持つ高気圧に覆われています。今日12日(金)朝は上空の寒気と放射冷却の影響で広い範囲で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
>>各地の現在の気温は?

西日本で今シーズン初めて5℃以下も

特に西日本の内陸で冷え込みが強まり、吐く息も白くなるような寒さになっています。

中国山地にある広島県庄原市高野では4.9℃まで下がり、全国一番の冷え込みとなりました。西日本で5℃以下を観測するのは今シーズン初めてのこととなります。

<各地の最低気温 (12日7時まで)>
 高野(広島) 4.9℃ ★
 瑞穂(島根) 5.6℃ ★
 大朝(広島) 5.8℃ ★

 大阪  16.6℃
 広島  12.3℃ ★
 福岡  15.0℃ ★
(★は今シーズン最低)

今朝は西日本に10℃以下を示す水色のプロットが多く、北海道など北日本よりも気温が低くなっているのがわかります。

那覇でも20℃を下回る

また、秋雨前線が停滞する南西諸島でも気温が急降下。那覇でも7時には19.4℃まで気温が下がり、今年の5月5日以来、約5か月ぶりに20℃を下回りました。

昼間も北風は冷たい

西日本では昼間は冷たい北寄りの風が吹き、気温が20℃前後まで上がるわりには肌寒く感じることもありそうです。

たっぷりと日差しは届くので、日向の風が遮られる場所では、やや暑さを感じるかもしれません。

いる場所で体感温度が変わるので、服装で上手に調節をするようにしてください。
>>今いる場所の詳しい天気・気温