太平洋にあるハリケーンSergioはカテゴリー1の勢力で今後は北東に進み、現地時間の11日(木)夜から12日(金)にかけてカリフォルニア半島に上陸する見込みです。

上陸時には勢力を弱め、ハリケーンからトロピカル・ストームにランクダウンすると見られています。

メキシコ湾のハリケーンMichaelもカテゴリー1の勢力ですが、今後は北上しながら発達し、カテゴリー3まで強まると予想されます。

現地時間の10日(水)には発達のピークでフロリダ州西部に上陸する見込みで、すでに当局は進路の当たる地域への避難の呼びかけを行っています。

今年は立て続けに台風が発生し、これまで5個が上陸しています。

前回の台風25号以降、日本の南の太平洋では雲のまとまりがいくつかありますが、熱帯低気圧になるほどの発達は予想されていません。(9日15時現在)

しばらくは台風発生の心配はなさそうですが、年間の発生個数は例年が25.6個、さらに10月、11月の平年発生数は5.9個。過去には10月半ば以降、11月も台風が接近したり上陸したことがあります。

まだ油断はできません。