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台風25号 6日(土)朝に九州最接近

2018/10/05 18:04 ウェザーニュース

台風25号は5日(金)17時の推定位置で東シナ海にあって、北に時速30kmで進んでいます。中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は35m/s。大型で強い勢力です。九州の東シナ海側は強風域に入ってきました。

▼台風25号 5日(金)17時(推定)
存在地域   五島市の南西約410km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     北 30 km/h
 中心気圧   965 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s
>>最新の台風情報

台風はしばらく北上を続けた後、6日(土)になると次第に東よりに進路を変え、朝に九州北部に最も近づきます。

西日本中心に強い風に

進路に近い九州北部から山陰では沿岸部を中心に風が強く、特に五島列島や対馬は暴風が吹き荒れますので、警戒が必要です。

日本海に入ると台風は速度を早め、7日(日)朝には北日本に近づきます。温帯低気圧へと性質を変えながら勢力を維持し、中心付近では強い風を伴う見込みです。

6日(土)は本州の日本海側で風が強く、7日(日)は東北北部や北海道を中心に風雨が強まりますので、早めに対策を済ませてください。
>>現在、雨や風が強いところ

離れている太平洋側でも強雨注意

台風の進路から離れている太平洋側でも、台風に向かって吹き込む南からの湿った空気の影響で局地的に雨雲が発達し、短時間の強い雨の降ることがありそうです。沿岸部は強い風にも注意が必要です。
>>6つの気象機関の予測と影響解説

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風25号のコンレイ(Kong-rey)は、カンボジアが提案した名称で、伝説に登場する少女の名前/山の名前です。

気象予報士による動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より