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大型で強い台風25号 東シナ海を北上 三連休は日本海側で暴風警戒

2018/10/05 06:37 ウェザーニュース

5日(金)5時には、大型で強い勢力の台風25号(コンレイ)は、沖縄本島と宮古島の間を通過し、久米島の北西を北上しています。まもなく沖縄本島が暴風域から抜ける見込みです。

▼台風25号 5日(金)5時(推定)
 存在地域   久米島の北西約120km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     北北西 25 km/h
 中心気圧   965 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s
>>最新の台風情報

沖縄 台風通過後も激しい雨風に警戒

雨雲レーダー
台風25号は、沖縄からは徐々に離れつつありますが、中心の東側には活発な雨雲あり、沖縄本島にかかっています。

また、昨夜には沖縄本島の西にある渡嘉敷島で最大瞬間風速40.3m/sを観測したのをはじめ、日付が変わってからも、那覇で36.2m/s、うるま市の宮城島で36.0/sを記録するなど、暴風が続いています。
>>現在、雨や風が強いところ

三連休には日本海を通り北日本へ

台風25号は、このあとも東シナ海を北上して、6日(土)には九州北部にかなり接近し、日本海へ進む予想です。
このため九州北部では、風が強まり、本州の日本海側でも7日(日)にかけて南風が強く吹く見通しです。
>>6つの気象機関の予測と影響解説

7日(日)には、東北北部や北海道へと接近し、北日本で強い雨を降らせるおそれがあります。
北海道胆振東部地震の被災地でも大雨の可能性がありますので、二次災害の発生が懸念されます。

8日(月)までには、温帯低気圧へと変わる見込みです。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風25号のコンレイ(Kong-rey)は、カンボジアが提案した名称で、伝説に登場する少女の名前/山の名前です。

気象予報士による動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より