台風の北東側に活発な雨雲
台風25号は、徐々に勢力を弱めつつありますが、中心から半径190kmが風速25m/s以上の暴風域となっていて、宮古島や沖縄本島の一部がその中に入っています。
特に台風の北東側で雨雲の発達が顕著で、沖縄本島の一部では24時間の降水量が150mmを超えています。
最大瞬間風速は、うるま市の宮城島で38.4m/s、南城市糸数で38.3m/s、那覇では33.7m/sを観測しています。
» 現在の雨風ランキング
特に台風の北東側で雨雲の発達が顕著で、沖縄本島の一部では24時間の降水量が150mmを超えています。
最大瞬間風速は、うるま市の宮城島で38.4m/s、南城市糸数で38.3m/s、那覇では33.7m/sを観測しています。
» 現在の雨風ランキング
台風は、深夜にかけて沖縄に暴風雨をもたらし、5日(金)は東シナ海へ進む予想です。
総雨量は多いところで300mm近くとなる可能性があり、瞬間的に40m/sを超える暴風が吹くおそれがあるため、厳重な警戒が必要です。
三連休には九州の北から北日本へ
台風25号は、東シナ海に進んだ後はやや加速して、6日(土)に朝鮮半島の南部を通過し、日本海へ進む予想です。台風が比較的近くを通る九州北部では、一時的に風が強まり、本州の日本海側でも7日(日)にかけて南風が強く吹く見通しです。
» 6つの気象機関の予測と影響解説
7日(日)には、徐々に温帯低気圧へと性質を変えながら東北北部や北海道へと接近し、北日本で強い雨を降らせるおそれがあります。北海道胆振東部地震の被災地でも大雨の可能性がありますので、二次災害の発生が懸念されます。
» 6つの気象機関の予測と影響解説
7日(日)には、徐々に温帯低気圧へと性質を変えながら東北北部や北海道へと接近し、北日本で強い雨を降らせるおそれがあります。北海道胆振東部地震の被災地でも大雨の可能性がありますので、二次災害の発生が懸念されます。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風25号のコンレイ(Kong-rey)は、カンボジアが提案した名称で、伝説に登場する少女の名前/山の名前です。
台風25号のコンレイ(Kong-rey)は、カンボジアが提案した名称で、伝説に登場する少女の名前/山の名前です。