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台風25号 猛烈な勢力に 5日(金)頃、南西諸島に接近

2018/10/02 06:07 ウェザーニュース

台風25号は2日(火)3時現在、フィリピンの東の海上を、北西に時速15kmで進んでいます。
中心気圧は915hPa、中心付近の最大風速は55m/sと、さらに発達して猛烈な勢力となりました。猛烈な勢力となるのは、今年に入って6つめとなります。
▼台風25号 10月2日(火) 3時現在
 存在地域   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   猛烈な
 移動     北西 15 km/h
 中心気圧   915 hPa
 最大風速   55 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 75 m/s
>>最新の台風情報

5日(金)頃に南西諸島へ接近

今週後半にかけて夏の高気圧が勢力を強めるため、前回の24号よりは西よりの進路を進むと見られます。

5日(金)頃には先島を中心とする南西諸島に接近するおそれがあるため、警戒が必要です。
先島を通過した後は東シナ海を北上し、上空のジェット気流に乗る形で東に進路を変える可能性があります。
週末以降の進路はまだ定まっておらず、世界各国の気象シミュレーションモデルの計算結果でも差が大きい状況です。

同じ機関のモデルでも、最新の計算が更新されるたびに、情報が大きく変わることもあるため、随時最新情報をご確認ください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風25号のコンレイ(Kong-rey)は、カンボジアが提案した名称で、伝説に登場する少女の名前/山の名前です。

気象予報士による動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より