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各地で停電報告 首都圏で深夜にかけて拡大の恐れ

2018/09/30 23:41 ウェザーニュース

台風24号の暴風の影響で停電のエリアが拡大しています。
30日(日)夜の段階で名古屋や静岡など東海エリアを始め関東でも東京都内などで停電が発生しはじめました。
台風の移動にともない、今夜遅くにかけ暴風のピークが首都圏に移ります。停電が更に拡大する恐れがあります。

ビッグデータで見る停電の報告状況

ウェザーニュースが独自で情報を集めている停電状況では、東海エリアや関東エリアで「完全に停電している」の報告が増加してきていることがわかります。


※地図が見られない場合はオリジナルサイトでご覧ください→停電してる?

今日昼までは九州や四国で停電の報告が相次ぎましたが、完全に停電しているエリアの報告は、アメダス観測点の平均風速の観測データを照らし合わせると、「16m/s以上」ということが分かりました。

今後の停電エリアシミュレーション

この平均風速「16m/s以上」を目安に暴風による停電が起こる可能性があるエリアを予測すると、1日0時には関東南部の内陸の一部3時には茨城南部から千葉の内陸にかけての可能性があると見ています。

23時の段階で東京都内や埼玉県を中心に停電の情報が相次いでおり、今後はさらに増えることが予想されます。

停電に備えて

大前提として台風直撃時や地震発生時など有事の際は、避難判断のために最新情報をこまめにご確認頂いたほうが確実に安全です。
私たち気象会社としても、スマートフォンアプリやwebサイトなどを通じて、随時避難に必要な情報をお伝えしています。

一方で、すぐにバッテリー切れを起こし通信手段がなくなってしまっては、命に関わる可能性があります。
そこで、出来るだけスマホを長く使えるようにするため、上の図にある、特に有効な3つの節約方法をご活用下さい。
>>【詳細】停電時に役立つ
スマホバッテリー3つの節約術