北海道胆振地方で震度3が2回
北海道胆振東部地震の余震活動は継続しています。この1週間では24日と29日に震度3が発生しました。体に感じる地震は1日に1~2回程度の状況が続き、あまり変化は見られません。震度4を超える余震は9月17日を最後に発生していませんので、過度の心配はしなくても良いと考えられます。
インドネシアでM7.5 多数の死者
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は2回発生しています。28日19時過ぎにインドネシアのスラウェシ島付近でM7.5の地震が発生しました。この地震で津波が発生し、島の主要都市であるパルなどで大きな被害をもたらし、インドネシア当局は29日に384人が亡くなったと発表しています。
この地震は震央が陸域で、横ずれ型のメカニズムだったこともあり、当初は大きな津波はないと見られていました。その後の余震分布を見ると震源域は海底まで広がっているものの、津波発生のメカニズムに関してははっきりしません。当局は海底地すべりの可能性も示唆しています。
地質調査所によると、スラウェシ島では今回の震源のやや北で1968年にM7.4の地震があり、この時も8~10mの津波が発生したとされています。
地質調査所によると、スラウェシ島では今回の震源のやや北で1968年にM7.4の地震があり、この時も8~10mの津波が発生したとされています。