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台風24号による飛行機、鉄道の影響 30日(日)にかけ全国拡大へ

2018/09/29 13:54 ウェザーニュース

すでに沖縄では空の便を中心に大きな影響が出ていますが、週明けにかけて日本列島のほぼ全域で飛行機や鉄道等、各交通機関に影響が広がりそうです。 9月29日(土)11時点での影響予測をお伝えします。
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【鉄道】30日(日)夜を中心に運転見合わせ多数

一番早く影響を受けるのは九州になります。
29日(土)夜は、九州南部の一部の路線で影響が出始めるかどうかで、多くの路線はまだ影響を受けなそうです。

30日(日)は、九州では始発からダイヤが乱れ、夜にかけて影響を受ける路線が東へ移っていきます。

10月1日(月)は、北日本で台風通過後も吹き返しの風が強く、影響が残りそうです。
関東では、南よりの強風が早い時間を中心に残り、沿岸部の一部の路線では、始発や朝はダイヤが乱れるおそれがあります。

また、前回の台風21号で事前運休を決めていた山陽新幹線など西日本の路線では、今回も事前運休を行う可能性もあるので、各社のHPなどでも情報を確認してください。

【高速道路】29日(土)から影響が出始める

29日(土)から、強い雨の影響で、沖縄だけでなく、中国や九州でも速度規制などが発生する可能性があります。

30日(日)は、九州南部など台風に近いエリアで、雨に加えて風が強まるので、通行止めとなる道路が増えていきそうです。

10月1日(月)に通行止めが予想されるのは、北海道が中心です。
関東ではアクアラインなど、沿岸部や陸橋のある道路では、影響が残るおそれはありますが、通勤時間帯への影響は小さい見込みです。

【飛行機】沖縄では28日(金)から欠航のおそれあり

南西諸島の空港では、すでに離島での空港閉鎖および沖縄本島でも多数の欠航が発生しています。

30日(日)は、九州の空港では朝から、その他の西日本や東海の空港では午後から夜にかけて、欠航になるおそれがあります。
羽田空港や成田空港でも、30日(日)夜から条件付き運航や欠航が出始めそうです。

機材繰りにより、影響が長く続いてしまうこともあります。

まだ、台風の進路やタイミングによっては、影響が変わることもありますので、今後の最新情報をお確かめください。
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