非常に強い勢力を維持して西日本に上陸へ
台風24号は、明日29日(土)に沖縄本島地方に最接近する予想です。
沖縄付近は海面水温が高く、再び若干勢力を強めて九州へ接近し、30日(日)には非常に強い勢力のまま、四国や近畿へ上陸する見込みです。
沖縄付近は海面水温が高く、再び若干勢力を強めて九州へ接近し、30日(日)には非常に強い勢力のまま、四国や近畿へ上陸する見込みです。
風のシミュレーションの解説
記事冒頭のアニメーション動画では、上空の大気下層、約1500m付近の風の予想を示しています。
地上においては、地表面との摩擦抵抗により若干風速は弱まりますが、抵抗の少ない海に近い地域ほど、風は強まります。
動画を見るとわかるように、台風は速度を上げて本州方面へ接近するため、進路の右側(危険半円)で特に風が強まりやすい予想です。沿岸など風の強まりやすいところでは、瞬間的に60m/sを超えるような暴風が吹くおそれがあります。
地上においては、地表面との摩擦抵抗により若干風速は弱まりますが、抵抗の少ない海に近い地域ほど、風は強まります。
動画を見るとわかるように、台風は速度を上げて本州方面へ接近するため、進路の右側(危険半円)で特に風が強まりやすい予想です。沿岸など風の強まりやすいところでは、瞬間的に60m/sを超えるような暴風が吹くおそれがあります。
進路はほぼ確定
複数のシミュレーションモデルの計算結果を比べると、ほとんどの機関が日本列島を縦断するコースを計算しています。気象庁の予想進路図を見ても、進路のとりうる幅を示す「予報円」はとても小さくなっていることから、進路はほぼ定まってきていると言えそうです。
<GPS検索> ピンポイント天気予報
<GPS検索> ピンポイント天気予報
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。
台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。