秋の四辺形(ペガススの四辺形)
秋の星空は目印になるような明るい星はありませんが南の空に注目するといろんな星座を見ることができます。高いところを探すと、4つの2等星が四角く並んでいるのがすぐにわかります。これらがペガスス座の天馬の胴体で、「秋の四辺形」とよばれています。
秋の四辺形は、ほかの秋の星座を探すときの目印にもなっています。秋の四辺形の星のひとつから、北の方角にアンドロメダ座が伸びています。また、四辺形から東の方角には、うお座やおひつじ座が隠れています。
秋の四辺形は、ほかの秋の星座を探すときの目印にもなっています。秋の四辺形の星のひとつから、北の方角にアンドロメダ座が伸びています。また、四辺形から東の方角には、うお座やおひつじ座が隠れています。
月と土星が接近
10月15日の夕方から、南から南西の空で上弦前の月と土星が接近して見えます。
土星は深夜には沈んでしまうため、なるべく早い時間にご覧ください。月と土星の次回の接近は11月11日です。
土星は深夜には沈んでしまうため、なるべく早い時間にご覧ください。月と土星の次回の接近は11月11日です。
月と火星が大接近
10月18日の夕方から深夜にかけて、南から南西の空で上弦過ぎの月と火星が大接近して見えます。
7月31日の火星の地球最接近から2か月半。火星は少し暗くなってきましたが、マイナス1等級の赤い輝きは、月がすぐそばにあってもよく目立ちます。
日付が変わるころには沈むため、なるべく早い時間にご覧ください。月と火星の次回の接近は11月16日です。
7月31日の火星の地球最接近から2か月半。火星は少し暗くなってきましたが、マイナス1等級の赤い輝きは、月がすぐそばにあってもよく目立ちます。
日付が変わるころには沈むため、なるべく早い時間にご覧ください。月と火星の次回の接近は11月16日です。
オリオン座流星群が極大
10月21日の深夜〜22日未明にかけて、オリオン座流星群の活動が極大となります。予測極大時刻は22日2時ごろ。
満月前の明るい月が22日3時頃まで夜空を照らしているため、極大後の方が流れ星が見やすくなります。空の条件の良いところで1時間あたり15個程度、空が明るいところや視界が開けていないところでは5~10個ほど見えると予想されます。観測される際は、防寒の準備をお忘れなく。
満月前の明るい月が22日3時頃まで夜空を照らしているため、極大後の方が流れ星が見やすくなります。空の条件の良いところで1時間あたり15個程度、空が明るいところや視界が開けていないところでは5~10個ほど見えると予想されます。観測される際は、防寒の準備をお忘れなく。
10月の満月はハンターズムーン
10月は25日1時45分に満月を迎えます。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。10月は、狩猟を始める頃にちなんで、この時期に見える満月をハンターズムーン(狩猟月)と呼んでいたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。10月は、狩猟を始める頃にちなんで、この時期に見える満月をハンターズムーン(狩猟月)と呼んでいたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。
参考資料など
『天文年鑑(2018)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ(2018年10月)』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
『月刊星ナビ(2018年10月)』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/