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台風24号 土曜日に先島、日~月曜日は接近、上陸も

2018/09/26 10:33 ウェザーニュース

台風24号は26日(水)9時現在、沖縄の南の海上にあって、北にゆっくりと進んでいます。中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/sで非常に強い勢力です。

衛星画像でも台風の目がやや不明瞭になり、勢力はやや弱まっています。

▼台風24号 9月26日(水) 9時現在
 存在地域   沖縄の南
 大きさ階級  大型
 強さ階級   非常に強い
 移動     北 ゆっくり
 中心気圧   950 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s
>>最新の台風情報

沖縄は影響が長く続く

台風24号の雲と周辺の高気圧の様子(イメージ)
台風は、勢力を広げる高気圧に行く手を阻まれ、しばらく動きの遅い状況が続き、28日(金)頃から北西へ移動を再開します。

29日(土)には非常に強い勢力を保ったまま先島諸島を直撃する恐れがあり、警戒が必要です。この段階でも台風の動きが遅いため、コースによっては長時間、暴風雨に見舞われることがありうるため、食料の備蓄などを早めに済ませてください。
>>3つの気象機関による詳しい進路予想と影響予測

九州~本州方面に接近の可能性

東シナ海に抜けた後は速度を早めながら東寄りに進路を変え、30日(日)から10月1日(月)にかけて九州~本州方面に接近する可能性が高まっています。

東シナ海の海水温が高いため、接近時もあまり勢力は衰えず、広いエリアで暴風や大雨の恐れがあります。

台風のコースやタイミングにブレ幅があるため、最新の情報を確認しつつ、早めの対策をお願いします。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。