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台風24号 猛烈な勢力を維持し、沖縄の南で停滞

2018/09/25 21:51 ウェザーニュース

台風24号は25日(火)18時現在、フィリピンの東の海上でほとんど停滞しています。中心気圧は915hPa、中心付近の最大風速は55m/sで猛烈な勢力を維持しています。
▼台風24号 9月25日(火) 18時現在
 存在地域   沖縄の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   猛烈な
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   915 hPa
 最大風速   55 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 75 m/s
>>最新の台風情報

沖縄は影響が長く続く

台風24号の雲と周辺の高気圧の様子
台風はベトナムから南シナ海にかけて勢力を広げる高気圧に行く手を阻まれ、明日26日(水)から明後日27日(木)にかけてはほとんど動かず、今の勢力を保った状態で停滞を続けそうです。

28日(金)になると発達のピークを過ぎ、非常に強い勢力に変わる見込みです。ゆっくりと北西への移動を始め、29日(土)に先島地方に近づきそうです。

勢力が強い一方で動きが遅いため、暴風や大雨が長時間続く恐れがあります。食料の備蓄など早めに対策しておくと良さそうです。
>>3つの気象機関による詳しい進路予想と影響予測

東シナ海で東に向きを変え、日本接近の可能性も

世界の気象機関による予測モデル
台風は東シナ海に進んだ後、週末以降の進路にはブレ幅があるものの、各国の予測モデルによるシミュレーションの結果を見ると進路を東よりに変えて本州に近づくコースが優勢です。

近づく場合は強い勢力を保っていると見られますので、最新を進路を適宜ご確認ください。

予報は期間が近づくにつれて精度が上がるので、今後も最新の情報にこまめに確認するようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。