国内:北海道胆振東部地震の余震
17日(月)2時51分頃、胆振地方中東部を震源とするM4.7、最大震度4の地震が発生。また、21日(金)には震度3の地震が発生するなど、それほど活発ではないものの余震活動は継続しています。
発生後2週間以上が経過し、大きな余震の危険性はかなり小さくなってきました。懸念されている石狩低地東縁断層帯周辺での地震活動も目立ったものは見られません。
発生後2週間以上が経過し、大きな余震の危険性はかなり小さくなってきました。懸念されている石狩低地東縁断層帯周辺での地震活動も目立ったものは見られません。
関東で最大震度4の地震も
18日(火)17時11分頃には茨城県南部を震源とするM4.3の地震が発生。埼玉県加須市で震度4、関東の広い範囲で震度2~3を観測しました。
埼玉県さいたま市に設置された、生活環境の揺れを測るYureステーションのデータを見ると、いきなり揺れが到達したものの、比較的強い揺れは30秒程度と非常に短いのが特徴的です。
埼玉県さいたま市に設置された、生活環境の揺れを測るYureステーションのデータを見ると、いきなり揺れが到達したものの、比較的強い揺れは30秒程度と非常に短いのが特徴的です。
海外:フィジー近海でまた深発地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は1回発生しています。
17日にフィジー近海でM6.5の地震が発生。深さが570kmと非常に深い所で発生した地震です。
フィジー近海では8月19日にM8.2、9月6日にM7.9の深発の大きな地震が発生していましたが、今回は震源がやや南側で、規模も小さいことから直接の関係があるかははっきりしません。
17日にフィジー近海でM6.5の地震が発生。深さが570kmと非常に深い所で発生した地震です。
フィジー近海では8月19日にM8.2、9月6日にM7.9の深発の大きな地震が発生していましたが、今回は震源がやや南側で、規模も小さいことから直接の関係があるかははっきりしません。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。