越前大野城(福井県)
越前大野城の初代城主は織田信長に仕えた戦国武将・金森長近。標高294mを誇る亀山の山頂に築かれた山城で、1580年に完成したとされる天守閣は江戸時代に一度焼失しており、その後1968年に再建されました。
▼雲海の時期
10月〜4月末(特に11月頃)の明け方〜午前9時頃
▼アクセス
登城口〜越前大野城は徒歩で約10~20分
※詳しくは→天空の城 越前大野城
▼周辺の観賞スポット
犬山城址の南出丸下(越前大野城から西に約1km)
▼雲海の時期
10月〜4月末(特に11月頃)の明け方〜午前9時頃
▼アクセス
登城口〜越前大野城は徒歩で約10~20分
※詳しくは→天空の城 越前大野城
▼周辺の観賞スポット
犬山城址の南出丸下(越前大野城から西に約1km)
竹田城跡(兵庫県)
虎が臥せているように見える縄張りから、別名「虎臥城」と呼ばれる竹田城。古城山(標高353.7m)の山頂に築かれていて、雲海に浮かぶ姿は「日本のマチュピチュ」とも言われます。
▼雲海の時期
秋(特に10月~11月)の日の出前〜午前8時頃
▼アクセス
竹田駅裏~料金所は登山道40分
表米神社~料金所は急な登山道40分
竹田城跡南側~料金所はアスファルトの坂道60分
※詳しくは→週末探検家 立雲峡
▼周辺の観賞スポット
立雲峡(「和田山」ICから立雲峡駐車場まで車で約10分)
▼雲海の時期
秋(特に10月~11月)の日の出前〜午前8時頃
▼アクセス
竹田駅裏~料金所は登山道40分
表米神社~料金所は急な登山道40分
竹田城跡南側~料金所はアスファルトの坂道60分
※詳しくは→週末探検家 立雲峡
▼周辺の観賞スポット
立雲峡(「和田山」ICから立雲峡駐車場まで車で約10分)
備中松山城(岡山県)
備中松山城は、天守が現存する珍しい山城。4つの峰からなる臥牛山にあり、天守のある小松山は標高約430m。城下からの高さは300m以上となっています。
▼雲海の時期
9月下旬〜4月上旬(特に11月)の早朝
▼アクセス
城見橋公園に駐車、登城整理バスでふいご峠、〜天守は徒歩で約20~30分
※詳しくは→週末探検家 備中松山城展望台
▼周辺の観賞スポット
備中松山城展望台(岡山道「賀陽」ICから車で約10分)
▼雲海の時期
9月下旬〜4月上旬(特に11月)の早朝
▼アクセス
城見橋公園に駐車、登城整理バスでふいご峠、〜天守は徒歩で約20~30分
※詳しくは→週末探検家 備中松山城展望台
▼周辺の観賞スポット
備中松山城展望台(岡山道「賀陽」ICから車で約10分)
雲海の仕組みを学ぼう
雲海の主成分である雲や霧は、どちらも空気中の水蒸気が水滴になり、その水滴が集まったもの。この「空気中の水蒸気が水滴に変わる」には、空気の温度が下がる必要があります。
そもそも、空気が含むことのできる水蒸気量は決まっています。ただし、その量は温度によって変化し、空気の温度が低い程含むことのできる水蒸気量は少なくなり、水滴へと変わるのです。
そもそも、空気が含むことのできる水蒸気量は決まっています。ただし、その量は温度によって変化し、空気の温度が低い程含むことのできる水蒸気量は少なくなり、水滴へと変わるのです。
空気中の水蒸気が水滴に変わり、雲が発生しただけではもちろん雲海にはなりません。
通常であれば、雲は上空に向かって発達していきます。しかし、上空に暖かく乾燥した空気があると、それより上にいくことができず、雲の天井は低い位置にできることになります。次第に雲は横へ横へと広がり、雲海を形成していくのです。
ここで挙げた天空の城は、全て盆地に存在しています。そのため、周囲の山が風をさえぎる衝立の役割を果たす上に、生まれた雲も逃げ場がないのでどんどん厚みを増していき、雄大な雲海になるのです。
通常であれば、雲は上空に向かって発達していきます。しかし、上空に暖かく乾燥した空気があると、それより上にいくことができず、雲の天井は低い位置にできることになります。次第に雲は横へ横へと広がり、雲海を形成していくのです。
ここで挙げた天空の城は、全て盆地に存在しています。そのため、周囲の山が風をさえぎる衝立の役割を果たす上に、生まれた雲も逃げ場がないのでどんどん厚みを増していき、雄大な雲海になるのです。