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海に架かる虹の橋 北海道で低~い虹が出現

2018/09/18 14:35 ウェザーニュース

撮影:北海道羅臼町(18日13時30分頃)

今日18日(火)の北海道は、寒気の影響で小さな雨雲が時々通過し、雨が降ったり止んだりしています。

日差しが残っている所に雨雲が近づいてきて、オホーツク海側からは、虹の報告が相次いでいます。

北海道知床半島にある羅臼町では、低いところに二重の虹色アーチが見えました。

まだ、太陽高度の高い時間ということもあり、まるで海に架かる橋のように見えます。

昼間の虹は低い虹

虹は水滴が太陽の光が反射してできるため、必ず太陽の反対側に現れます。

また、虹の一番外側の赤い光は、太陽から差してくる光と、必ず42度の角度を保っています。

朝夕よりも昼間の方が太陽が高い位置にあるため、昼間に見える虹は朝夕に見える虹よりも「低い虹」となるのです。

畑を渡る低いアーチも出現

撮影:北海道網走市(18日13時50分頃)

このあとも虹発見のチャンス!

◆現在の雨雲の様子
最新のレーダー画像が表示されない場合は、オリジナルサイトからご確認ください。

これから夕方にかけても、北海道は小さな雨雲が通過しやすく、日が差すタイミングでは虹の出現することがありそうです。

雨が降っている中、空に明るさが見えてきたら、チャンスとなります。
>>最新の雨雲レーダー