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換毛期の今がチャンス! 本人そっくり“毛玉クラフト”

2018/09/18 15:46 ウェザーニュース

秋になり、愛犬や愛猫の毛が抜けかわる時期(換毛期)がやってきました。種類によりますが、換毛期は年2回あり、秋は9月末~11月ごろにどっと夏毛が抜けて冬毛にチェンジします。

飼い主にとって、毎日毛の掃除とブラッシングに追われる時期ですね。この抜け毛を使った「毛玉クラフト」の作り方を日本ヒューマン・ドッグウォーキング協会の毛玉クラフト講師、加藤なぎささんに伺いました。

毛玉クラフトは今がチャンス!

「今の時期は、毛を大量に入手できるチャンスです。最近は羊毛クラフトが人気ですが、犬や猫の毛でもまったく同じようにできます。本人の毛でそっくりに作るととてもかわいいものですよ」(加藤さん)

毛玉クラフトというと、難しく感じる人も多いでしょう。

「一見難しそうですが、実は粘土細工と同じように、誰でも簡単にできます。道具は100円ショップに普通に売られています。5cm四方ぐらいの顔だけなら、初心者でも大体1~2時間もあれば作れます。フエルトを土台にすれば、散歩時のポーチなどにアップリケとして付けられるのでとてもかわいいですよ」(加藤さん)

愛犬の毛で愛犬を作ろう!


「まず毛を集めますが、ダブルコートの犬や猫はブラッシングで、毛の抜けにくい犬種はトリミング時に毛を集めます。集めた毛は洗剤で洗って干しておきます。毛の準備はこれで完了。本人の毛で作るとそっくりにできますので、ぜひ100%本人の毛でチャレンジしてください」(加藤さん)

【材料】5cm程度の顔1つ分
・犬または猫毛:丸めてテニスボール1個程度
・黒の羊毛:少々(100円ショップで入手可)
・フエルト:1枚
・目に使う黒ビーズ:2~3mm程度の粒2個(なくても可)
・羊毛フエルト細工用針:1本(100円ショップで入手可)
・針刺しに使うための台:発泡スチロールや段ボール30cm角程度
・接着剤:少々
(1)毛をほぐしてから水にぬらし、両手のひらの間にはさんで力を入れて手をすり合わせて丸め、直径4cm程度と1cm程度の2つの毛玉を固めに作る。大きい方が顔、小さい方が鼻になる。大きい毛玉は手のひらでつぶして碁石のようにしておく。

(2)発泡スチロールまたは段ボールの台にフエルト、大きい毛玉を置き、毛玉のふちから中心部にかけて針で刺してフエルトに密着させる。これで接着剤なしでもフエルトに毛玉が張り付く。
(3)2を針で顔の形に成形していく。毛玉はへこませたいところを集中的に針でつつくと面白いようにへこんで成形できる。へこませすぎたなと思ったら、毛をつぎ足せばよい。

(4)3の鼻の位置にあたるところに小さい毛玉を置き、小さい毛玉のふちを針でつついて3に密着させる。横から見て、鼻の感じ、おでこの感じを似せるように針で成形する。
(5)黒い羊毛をコヨリのようにねじったもの3cm程度1本と3mm程度の玉を3つ用意する。これが鼻の頭と目のベースになる。

(6)4で作った鼻と目の位置に5の玉を針でつついて密着させる。つつくと簡単に密着するので、鼻の頭や目は適度な大きさになるまで羊毛をつぎ足してはつつくを繰り返す。口元は細いこより状の羊毛をつついて張り付ける。
(7)耳を作る。犬毛を適量手で丸めて固めてから、針でつつきながら耳の形にしていく。これを6でできた顔に、針でつついて密着させる。

(8)6の目玉の真ん中を針でへこませてから接着剤をたらし、黒のビーズを入れて押し付けて接着して出来上がり。ビーズを入れると目が光るので表情が生き生きとする。土台のフエルトはハサミで自由に切ってバッグなどに縫い付けてもかわいい。

意外と簡単、初心者でもそっくりに!

「文章で書くと難しく感じますが、私がアドバイスして作り始めると、皆さんすぐコツがつかめるようになります。写真は初めての方が1時間半で作った愛犬ですが、どちらもそっくりです。

毛を量産してくれる愛犬や愛猫がそばにいるのですから、毛が抜けると掃除が大変だとかブラッシングが面倒、と思わずに毛玉クラフトのために集めよう! と考えれば、換毛期が楽しくなりますよ」(加藤さん)

これからの換毛期、愛犬や愛猫の毛玉クラフトで秋の手芸を楽しんでみませんか。

参考資料など

協力:一般社団法人 日本ヒューマン・ドッグウォーキング協会(http://www.jhdwa.org)/ラフォーレ修善寺