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1か月予報 9月後半以降も気温は高め 季節の歩み遅く

2018/09/13 15:23 ウェザーニュース

気象庁は13日(木)に1か月予報(対象期間:9月15日〜10月14日)を発表しました。

関東以西は平年より気温が高い予想に

最新の予報によると、9月後半から10月前半にかけても気温は平年並か高めで、特に西日本、東日本は季節の歩みが遅めとなりそうです。

中国大陸の東部が気圧の谷となり、日本付近は”西谷”と呼ばれるパターンが予想されます。上空の寒気が流れ込みにくく、西日本、東日本を中心に気温は高めになりそうです。

降水量は平年並か多い

南海上の夏の高気圧と、秋の高気圧の間に秋雨前線が形成されやすく、西日本、東日本は曇りや雨の日が多め。降水量も平年並かやや多いものの、南からの湿った空気の流入が弱いため、大雨の懸念は小さいと見られます。

曇りや雨の日が多く、気温が高めということで、いわゆる「爽やかな秋晴れ」になりにくい状況と考えられます。今年の秋晴れは貴重なものになるかもしれません。