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大型で猛烈な勢力の台風22号 フィリピン直撃へ 先島は7~8mの大しけに

2018/09/13 10:31 ウェザーニュース

台風22号は、13日(木)9時現在、フィリピンの東の海上を時速25kmで西に進んでいます。
中心気圧は905hPa、中心付近の最大風速は55m/sで、依然として「大型」で「猛烈な」勢力です。

▼台風22号 13日(木)9時現在
 存在地域   フィリピンの東
 大きさ階級  大型
 強さ階級   猛烈な
 移動     西 25 km/h
 中心気圧   905 hPa
 最大風速   55 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 80 m/s
>>最新の台風情報

猛烈な勢力でフィリピン北部を直撃の恐れ

台風は進路をやや南よりに変え、フィリピン北部に上陸する可能性が高まっています。
上陸時も猛烈な勢力を保っていると見られ、甚大な被害が懸念される状況です。

フィリピンを通過後は、南シナ海を通って香港の南海上から海南島方面に進みます。こちらも16日(日)以降は台風の影響が強まってきます。

3連休でこの方面への旅行などを計画されている方は、現地の情報等をご確認ください。
>>3つの気象機関の詳しい進路予想とその影響〔会員メニュー〕

沖縄は高波に警戒

台風の中心は日本から離れて通るものの、強風域は直径約1000kmと大きく、沖縄は波の影響を強く受けます。
先島では15日(土)を中心に7~8mの大しけに見舞われ、沖縄本島周辺でも5m前後の高波が予想されています。

台風が遠くても油断せず、海には近づかないようにしてください。

台風の名前

台風22号のマンクット( Mangkhut / มังคุด )は、タイが提案した名称で、マンゴスチンのことです。

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。