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停電時、身近なもので明かりを確保する3つの方法

2018/09/06 13:42 ウェザーニュース

6日(木)未明に発生した北海道胆振地方中東部を震源とするM6.7の地震により、北海道の広い範囲で停電が発生しています。被害の状況によっては復旧まで時間を要する可能性もあり、今夜以降も電気が使えない場合があります。

そこで、停電時に家を明るくするために役立つ裏ワザを警視庁災害対策課がまとめているので紹介します。

(1)ペットボトルで簡単ランタン

写真:警視庁
「懐中電灯を一工夫してランタンに替えることができます。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけ。光が乱反射して周りを照らすことができます。懐中電灯が小さい場合はコップに入れてやってみてください。火を使わないので安全です」(警視庁災害対策課)

(2)ツナ缶でランプ

写真:警視庁
「ツナ缶の油を利用したランプです。缶に穴を開け、芯を差し込みます。芯には綿のひも等が良いそうですが、コーヒーのフィルタをこよりにして作ったところ、2時間位もちました。もちろん中身も食べました(油が減ってヘルシーかも)」(警視庁災害対策課)

(3)サラダ油で簡易ランプ

写真:警視庁
「耐熱ガラスのコップにサラダ油を入れ、キッチンペーパーで着火する紐を作り、アルミホイルで固定します。1時間使用しても油の量はほとんど減らず、火の勢いも衰えませんでした。火は何度でもつけられます。火から離れる際は必ず消して下さい」(警視庁災害対策課)


北海道電力によると、契約しているすべての顧客・およそ295万戸が停電していて復旧時刻は未定としており、被害の状況によっては復旧まで時間を要する場合があります。

停電による不便を少しでも解消するために、身の回りにあるものを活用するなどして、対策しましょう。