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台風21号 日本海に抜け今夜にかけて北日本へ

2018/09/04 16:45 ウェザーニュース

台風21号は25年ぶりに非常に強い勢力を保ったまま上陸し、四国、近畿を通過。日本海に抜けたと見られます。

上陸後もあまり勢力を弱めず、4日(火)16時の推定で小松市の西南西約30kmの海上を北北東に時速65kmで進んでいて、中心気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/sと強い勢力に変わりました。

▼台風21号 4日(火) 16時推定
 存在地域   小松市の西南西約30km
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     北北東 65 km/h
 中心気圧   960 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 55 m/s
>>最新の台風情報
台風の通過に伴い、近畿は記録的な暴風に見舞われました。最大瞬間風速は関空島で58.1m/s、和歌山で57.4m/s、大阪で47.4m/sを観測。和歌山は観測史上1位、大阪は観測史上3位で57年ぶりとなる暴風です。

記録的な高潮で浸水被害も

また、台風の中心気圧が低いまま通過したため記録的な高潮となりました。大阪は通常より2.5m以上、神戸でも2m近く平常を上回る潮位で、1961年に第2室戸台風が上陸した時に記録した過去最高潮位を上回っています。高潮により沿岸の広い範囲で浸水被害が発生しました。

今夜にかけ北日本へ

台風は日本海に抜けた後、温帯低気圧に性質を変えながら北上を続けます。時速70km前後までスピードを上げ、今夜にかけて北日本に近づきそうです。温帯低気圧に変わることで、勢力を維持し、北日本でも広い範囲で強い風が吹き荒れます。沿岸部を中心に瞬間的には40m/sを超える暴風の恐れがあるため、警戒が必要です。

明朝にかけ関東、東海で激しい雨の恐れ

また、台風の南側に前線が形成され、4日(火)夜遅くから5日(水)早朝にかけて東海、関東を通過しそうです。短時間ながらも激しい雨の降る所があるため、台風が離れても油断は出来ません。