記事冒頭の写真と2枚目の写真は共に神戸市の様子です。
水位が腰が浸かるほどの高さまで到達しており、人々は荷物を持ち上げながら避難している状況。
さらに、駐車場と見られる場所では、駐車中の複数台の車が水に浮いている様子が見て取れます。
水位が腰が浸かるほどの高さまで到達しており、人々は荷物を持ち上げながら避難している状況。
さらに、駐車場と見られる場所では、駐車中の複数台の車が水に浮いている様子が見て取れます。
神戸の潮位は過去最高に
神戸の潮位は平常時を2m近く、大阪も平常時を2.5mも上回り、いずれも1961年に第2室戸台風が上陸した時の過去最高潮位を上回りました。
夜に満潮を迎える場所も
すでに満潮時刻が過ぎている場所もありますが、これから満潮を迎える場所があります。
高潮のピークは過ぎたものの、潮位の高い状況が続いているため、しばらくは警戒が必要です。
高潮のピークは過ぎたものの、潮位の高い状況が続いているため、しばらくは警戒が必要です。
吹き寄せ効果と吸い上げ効果
台風が接近する際、「吸い上げ効果」と「吹き寄せ効果」により、高潮被害が発生する恐れがあります。
【吸い上げ効果】
台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がる現象。外洋では気圧が1hPa低いと海面が約1cm上昇するといわれています。
【吹き寄せ効果】
海水が風によって海岸に吹き寄せられて海面が上昇すること。特にV字形の湾では、奥へ狭まる地形によって海面上昇が助長させるため、特に海面が高くなります。
【吸い上げ効果】
台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がる現象。外洋では気圧が1hPa低いと海面が約1cm上昇するといわれています。
【吹き寄せ効果】
海水が風によって海岸に吹き寄せられて海面が上昇すること。特にV字形の湾では、奥へ狭まる地形によって海面上昇が助長させるため、特に海面が高くなります。