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台風21号 暴風や停電などの被害が大阪を中心に広がる

2018/12/03 06:50 ウェザーニュース

大阪府和泉市より(4日14時19分撮影)

4日(火)12時頃に徳島県南部に上陸し、その後14時頃に兵庫県神戸市に再上陸した台風21号は、近畿を中心に猛烈な暴風雨をもたらしています。

近畿では記録的な暴風に

和歌山では観測史上1位となる57.4m/sの最大瞬間風速を観測し、大阪でも1961年以来、57年ぶりに45m/sを超える47.4m/sを記録しました。

▼4日(火)15時30分までの最大瞬間風速
関空島(大阪)  58.1m/s
和歌山(和歌山) 57.4m/s
室戸岬(高知)  55.3m/s
友ヶ島(和歌山) 51.8m/s
熊取(大阪)   51.2m/s
>>今いる場所の風の強さは?

停電や倒木などの被害が大阪周辺に集中

ウェザーニュースタッチ調査より(4日6時より実施 14時30分時点で参加数1782名)
スマートフォンアプリ・ウェザーニュースタッチでのアンケート調査によると、台風が通過したすぐ東側にあたる、大阪府や和歌山県を中心に「停電・倒木」などの被害を示す、黄色のプロットが多くなっています。

▼webでのアンケート参加・結果はこちらから▼
※地図が見られない場合はオリジナルサイトでご覧ください。
風による被害状況は?

暴風の被害報告が相次ぐ

左:大阪府大阪市 右:京都府京都市
近年にはないような暴風が吹き荒れたことで、各地で屋根が飛ぶなどの被害が発生しています。
写真のように、飛来物により窓ガラスが割れたり、広範囲で停電も起き、生活に支障が出ているところもあります。