四国 近畿 東海 暴風雨に厳重警戒
台風21号は、非常に強い勢力を保ったまま、昼頃に四国から紀伊半島付近に上陸する見込みです。台風の進路に近い四国東部や近畿、東海西部を中心に暴風雨に見舞われます。台風の中心付近では瞬間的に60m/sに達するような暴風が吹くおそれがあり、最大限の警戒が必要です。避難や対策などはできるだけ早めに済ませてください。
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北日本は夕方以降、急速に天気が悪化
台風21号は上陸後、加速しながら日本海に進み、今夜遅くには北海道に近づきます。北日本のでは夕方以降、急激に風雨が強まるおそれがあるため、昼間のうちに台風対策を行う必要があります。台風の進路に近い日本海側だけでなく、太平洋側でも雨や風が強まりそうです。
関東は局地的な強雨や強風に注意
関東は台風の進路から離れていますが、油断は出来ません。南から吹き込む湿った風の影響で大気の状態が不安定になり、所々で雨雲が発達しそうです。局地的に道路が冠水する程にまで強まることもありそうです。また、夕方以降は南風がかなり強まり、沿岸部の鉄道の運行に影響が出る可能性があります。
各地でムシッとした暑さに
湿った空気の影響で、西日本や東日本はムシムシ、ジメジメとした空気に包まれます。北陸では台風接近前までは、山越えの風(フェーン現象)によって気温が上昇し、35℃に届くところもあるかもしれません。