▼台風21号 1日(土) 9時現在
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 猛烈な
移動 西北西 20 km/h
中心気圧 915 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 75 m/s
>> 最新の台風情報
台風21号は北緯10度台後半の海域を西進し続けていましたが、今後は徐々に北上に転じ、4日(火)頃に非常に強い勢力で日本列島へかなり接近し、上陸するおそれがあります。1993年の台風13号以降「非常に強い」勢力で日本へ上陸した例はありません。早めに暴風雨への対策を行ってください。
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 猛烈な
移動 西北西 20 km/h
中心気圧 915 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 75 m/s
>> 最新の台風情報
台風21号は北緯10度台後半の海域を西進し続けていましたが、今後は徐々に北上に転じ、4日(火)頃に非常に強い勢力で日本列島へかなり接近し、上陸するおそれがあります。1993年の台風13号以降「非常に強い」勢力で日本へ上陸した例はありません。早めに暴風雨への対策を行ってください。
まだとりうる進路に幅があるものの、国内に影響を与える可能性が非常に高くなっています。最新の情報を確認し、早めの台風対策を心がけてください。
〔会員限定〕3つの気象機関の予想と詳しい影響解説
また、今回の台風は接近とともに速度を上げる予想となってるため、進路の右側(東側)でかなり風が強まることが予想されます。進路から離れていても油断は出来ません。
〔会員限定〕3つの気象機関の予想と詳しい影響解説
また、今回の台風は接近とともに速度を上げる予想となってるため、進路の右側(東側)でかなり風が強まることが予想されます。進路から離れていても油断は出来ません。
「非常に強い」勢力で日本に上陸のおそれ
衛星画像では中心付近に小さく引き締まった「台風の眼」が見えています。一般的に台風の眼が小さくはっきりしている場合ほど台風の勢力が強いといわれます。
台風は今日9月1日(土)頃が発達のピークとなる見込みで、中心気圧が915hPa、最大風速55m/s、最大瞬間風速は75m/sに達しています。台風の強さ階級としては最も強い「猛烈な」勢力です。今年発生した台風の中では、3号(ジェラワット)、8号(マリア)に並び、最も強いクラスの台風となっています。
台風は今日9月1日(土)頃が発達のピークとなる見込みで、中心気圧が915hPa、最大風速55m/s、最大瞬間風速は75m/sに達しています。台風の強さ階級としては最も強い「猛烈な」勢力です。今年発生した台風の中では、3号(ジェラワット)、8号(マリア)に並び、最も強いクラスの台風となっています。
台風は北上するにつれて勢力を徐々に落とす予想ですが、本州付近に接近、上陸する段階でも「非常に強い」勢力を保っている可能性があります。
▼予報 9月4日(火) 9時
存在地域 四国沖(※)
強さ階級 非常に強い
移動 北 25 km/h
中心気圧 945 hPa
最大風速 45 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 60 m/s
(※半径410kmの予報円内に中心が入る確率が70%)
普通、低緯度地域と比べ日本付近は海面水温が低く、上陸時まで「非常に強い」勢力を保っていることは稀です。
今回の21号が非常に強い勢力で上陸すれば、25年ぶりです。
また、その前の例が1991年に長崎県に上陸した台風19号で、こちらも上陸時の最大風速が50m/sでした。青森県内でのりんごの落下被害が甚大だったことから「りんご台風」と呼ばれることが多く、最大瞬間風速は長崎で54.3m/s、広島で58.9m/s、青森では53.9m/sを観測するなど、典型的な風台風でした。
2つの台風に共通しているのは暴風による被害の大きさです。今回の台風21号は日本列島を通過する時のスピードが比較的速いことが予想され、やはり雨以上に風の影響が懸念されます。特に「危険半円」と呼ばれる進路の東側を中心に暴風に対する備えをしっかりと行う必要がありそうです。
▼予報 9月4日(火) 9時
存在地域 四国沖(※)
強さ階級 非常に強い
移動 北 25 km/h
中心気圧 945 hPa
最大風速 45 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 60 m/s
(※半径410kmの予報円内に中心が入る確率が70%)
普通、低緯度地域と比べ日本付近は海面水温が低く、上陸時まで「非常に強い」勢力を保っていることは稀です。
「非常に強い」勢力で上陸した過去の台風
最も最近の例が、1993年に鹿児島県に上陸した台風13号です。上陸時の最大風速は50m/sに達していました。中心に近かった鹿児島県枕崎市では、最大瞬間風速55.6m/sが観測されました。宮崎地方気象台でも最大瞬間風速57.9m/sを観測し、現在も観測史上1位の記録として残っています。今回の21号が非常に強い勢力で上陸すれば、25年ぶりです。
また、その前の例が1991年に長崎県に上陸した台風19号で、こちらも上陸時の最大風速が50m/sでした。青森県内でのりんごの落下被害が甚大だったことから「りんご台風」と呼ばれることが多く、最大瞬間風速は長崎で54.3m/s、広島で58.9m/s、青森では53.9m/sを観測するなど、典型的な風台風でした。
2つの台風に共通しているのは暴風による被害の大きさです。今回の台風21号は日本列島を通過する時のスピードが比較的速いことが予想され、やはり雨以上に風の影響が懸念されます。特に「危険半円」と呼ばれる進路の東側を中心に暴風に対する備えをしっかりと行う必要がありそうです。
台風の名前
台風21号の名前「チェービー(Jebi)」は、韓国が提案した名称で、つばめ(燕)のことをさしています。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。