約10年前の台風とコース・勢力の推移が類似
最近で比較的近い進路を進んだ台風に2009年18号があります。この台風も最盛期には猛烈な勢力まで強まって、上陸時でも中心付近の最大風速が40m/sと強い勢力でした。愛知県知多半島付近を上陸した後、東日本から東北を通過しています。
東海などで大規模冠水
この台風が通過した時は中心近くや東側のエリアで雨風が強まりました。1時間雨量は愛知県東海で83.5mm、三重県津で72.5mmを記録。中心から少し離れた埼玉県越谷でも61.5mmを観測しています。
特に東海エリアでは台風が通過した未明から早朝の雨で大規模に冠水し、大きな影響が残りました。
特に東海エリアでは台風が通過した未明から早朝の雨で大規模に冠水し、大きな影響が残りました。
暴風で交通機関に大打撃
台風の中心付近では暴風に見舞われ最大瞬間風速は愛知県セントレアで44.2m/s、豊橋で37.9m/s、三重県尾鷲で42.0m/sなどを観測。
ウェザーニュース会員からの風の報告でも東海エリアからは「外出危険な風」が集中していました。
関東でも東京都羽田で34.5m/s、千葉で29.5m/sの暴風が吹き荒れ、朝の通勤時間と風のピークが重なったことから、鉄道の運行が大幅に乱れました。
ウェザーニュース会員からの風の報告でも東海エリアからは「外出危険な風」が集中していました。
関東でも東京都羽田で34.5m/s、千葉で29.5m/sの暴風が吹き荒れ、朝の通勤時間と風のピークが重なったことから、鉄道の運行が大幅に乱れました。