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★9月の天体イベント★秋の夜長に月見はいかが♪

2018/09/07 17:27 ウェザーニュース

まだまだ昼間は残暑が厳しい時期ですが、夜は暑さが和らいで天体観測をしやすくなる頃♪
9月の天体イベントは、「月」に関わる天体イベントが盛りだくさんです。

月と木星が接近

14日(金)19時頃 南西の空(東京)
14日の夕方から宵、南西の低空で細い月と木星が接近して見えます。

木星は21時前後に沈んでしまうので、早い時間にご覧ください。月と木星の次回の接近は10月12日です。

月と土星が接近

17日(月)20時頃 南〜南西の空(東京)
17日の夕方から宵、南から南西の空で上弦の月と土星が接近して見えます。

日付が変わるころには沈んでしまうため、なるべく早い時間にご覧ください。月と土星の次回の接近は10月15日です。

月と火星が接近

20日(木)20時頃 南の空(東京)
20日の夕方から翌21日の未明にかけて、南から南西の空で月と火星が接近して見えます。

7月31日の火星の地球最接近から約2か月が経過しましたが、火星は依然として明るく輝いており、天体望遠鏡でも観察しやすい時期が続いています。次回の接近は10月18日です。

中秋の名月

24日(月)21時頃 南の空(東京)
旧暦の八月十五日は十五夜。この日の月は「中秋の名月」として知られており、お月見をする習慣があります。

今年の中秋の名月の日は9月24日。満月の前日ですが、肉眼ではほぼ丸く見えます。天体望遠鏡で大きく拡大してみると、左側がわずかに欠けているのがわかるかもしれません。

9月の満月はハーベストムーン

25日(火)21時頃 南の空(東京)
9月の満月は中秋名月の次の日、25日に満月を迎えます。

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。9月は、農産物を収穫する秋にちなんで、この時期に見える満月をハーベストムーン(収穫月)と呼んでいたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。

参考資料など

『天文年鑑(2018)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ(2018年9月)』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/