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強い台風21号 関東方面へ向かう可能性

2018/08/30 11:07 ウェザーニュース

台風21号は30日(木)9時現在、マリアナ諸島を西に時速20kmで進んでいます。中心気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/s、中心から半径90km以内が風速25m/s以上の暴風域となっています。

台風の目はまだ確認できないものの、雲の渦は明瞭になってきました。
▼台風21号 30日(水) 9時現在
 存在地域   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     西 20 km/h
 中心気圧   960 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s
>> 最新の台風情報

台風は今後もさらに発達を続け、今夜までに非常に強い勢力となりそうです。9月1日(土)から2日(日)頃にかけて進路を徐々に北よりに変え、非常に強い勢力を保って日本に向かい北上する見込みです。来週中頃には日本列島にかなり近づく恐れがあります。

秋雨前線を刺激し、雨強まる恐れも

週末以降は日本付近に秋雨前線が停滞し、台風の北上に伴って前線活動が活発になる可能性があります。

台風接近前から雨の強まる所があるため、早めの警戒が必要です。

各国の予想機関は関東など本州方面へ

世界各国の機関の予想進路をまとめてみると、「秋台風」らしく転向後は速度を上げながら北上、東寄りに向きを変えて本州方面へ向かうケースが今の所は多くなっています。

ただ転向のタイミングや場所次第で、接近・上陸位置が変わるため、今後西日本に向かったり、海上を進むコースになる可能性も十分にありますのでまだブレ幅ありそうです。

今後の最新情報を随時ご確認下さい。