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台風20号が温帯低気圧に 北日本は夕方~夜に激しい雨

2018/08/24 16:43 ウェザーニュース

日本海を北上している台風20号は24日(金)15時に温帯低気圧に変わりました。
▼台風20号 24日(金) 15時現在
 存在地域   秋田沖
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北東 45 km/h
 中心気圧   994 hPa
>> 最新の台風情報

温帯低気圧に変わったものの、中心の東側に活発な雨雲を伴っていて、一部が東北北部から北海道の道南エリアにかかってきました。

北海道や東北北部は大雨に警戒

24日(金)夕方から夜にかけて局地的に1時間に50mmを超えるような激しい雨が降り、総雨量が100mmを超えるような大雨になる恐れがあります。特に低気圧の進路に近い、青森県や秋田県、北海道の太平洋側で雨の量が多くなるため、土砂災害や河川の増水などに注意が必要です。

低気圧に向かって流れ込む湿った空気の影響で西日本や東日本でも所々で雨雲が発達し、雨の強まることがあるため、油断が出来ません。

25日(土)も強風高波に注意

また、朝鮮半島に上陸した台風19号が日本海を北東に進みます。低気圧と台風の影響で全国的に明日25日(土)にかけて、南よりの風が強く吹きそうです。海上は波の高い状態が続きますので、天気が回復して日差しが出ても、海のレジャーは控えるようにしてください。

>>今いる場所の風の強さは?

台風の名前

台風20号の名前「シマロン(Cimaron)」は、フィリピンが提案した名称で、野生の牛のことをさしています。

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

予報士による動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より