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飛行機がまとった虹色のマント

2018/08/23 11:16 ウェザーニュース

大阪府吹田市より(10:20撮影)

今日23日(木)10時20分頃、大阪府吹田市上空で飛行機の主翼の後ろに虹色のマントをまとった姿が目撃されました。

これは飛行機の翼付近の空気の流れによって水蒸気が凝結し、雲のように現れる「ベイパー」と呼ばれるものです。通常は雲と同様に白っぽく見えますが、ちょうど太陽光線が当たりいわゆる「彩雲」になったと見られます。

彩雲とは?

彩雲とは、太陽の光が雲を構成する水滴によって回折を起こすことで、分光(曲げられたり散乱したり)し、鮮やかな虹色となって雲を彩る現象です。

今日の近畿地方は台風20号の北上に伴い、上空1000~2000m付近の湿度が非常に高く、ちょうどこの付近を飛んだ飛行機で「ベイパー」が現れました。
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