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台風20号 倉敷など豪雨被災地で新たな被害警戒

2018/08/22 18:17 ウェザーニュース

台風20号は7月の豪雨で大きな被害を受けた四国や中国地方を直撃しそうです。台風の北から東側で雨雲が発達すると予想され、現在の進路で最も警戒が必要なエリアは岡山県となります。

総雨量100mm超えか

台風の中心が最も近づく23日(木)深夜から24日(金)未明が雨のピークで、倉敷市周辺でも1時間に50mmを超える激しい雨が降り、総雨量が100mmを超える恐れがあります。台風の進路が少し西にずれると、強い雨のエリアも西に移り、広島や愛媛などでも大雨のリスクが高まります。

強風による新たな被害に警戒

また、台風の暴風域に入るため、平均で25m/s、瞬間的には40m/sを超えるような暴風が吹き荒れる所がありそうです。豪雨で被害を受けた家屋が倒壊するなどの新たな被害の恐れがあるため、避難は遅くとも23日(木)の午前中に済ませるようにしてください。

台風の進路の少しの違いで影響が大きく変わってきます。常に最新の情報を確認の上、最悪のケースを想定した行動をお願いします。
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