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韓国へ6年ぶりに台風上陸か 台風19号による暴風雨の危険が高まる

2018/08/21 16:49 ウェザーニュース

非常に強い勢力の台風19号(ソーリック)は、21日(火)夕方から夜に奄美地方を通過したあと東シナ海を北上し、23日(木)には強い勢力を保ったままチェジュ島(済州島)から韓国に接近、上陸する恐れがあります。
韓国に上陸すれば2012年16号(Sanba)以来、6年ぶりのことです。
暴風域を伴った状態で接近することや、黄海を北上し、韓国がいわゆる危険半円に入ることから、黄海沿岸を中心に300mmを超える大雨や瞬間的には40m/sを超えるような暴風の危険性が高くなります。

2002年15号に匹敵する被害の恐れ

台風の進路や勢力によっては、近年で最大級の被害を及ぼした2002年台風15号(Rusa)に匹敵するような被害の恐れがあるため、厳重な警戒が必要です。

<参考>
2002年15号 Rusaによる被害
(韓国 国家台風センター)

死者・行方不明者 246人
財産被害     51,479億ウォン
最大期間降水量  870.5mm(川陵)
期間最大瞬間風速 56.7m/s(高山)