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北海道で”楕円のハロ”出現 さらにレアな虹色現象も

2018/08/20 15:26 ウェザーニュース

北海道函館市より(20日12時54分撮影)

太陽に氷でできた上空の薄雲がかかったときに現れるハロ。
日暈とも呼ばれ、太陽の周りに円形の虹色の環が現れますが、本日20日(月)北海道では少し横長の楕円形のハロが現れました。

【外接ハロ】タンジェントアークが変形したもの

太陽高度が高い時、タンジェントアークはこのようになる
これは”外接ハロ”と呼ばれ、太陽の上下に現れるタンジェントアークが太陽高度が高くなることで変形したものです。
北海道室蘭市より(20日13時09分撮影)
こちらの室蘭市から届いた写真には、外接ハロの内側に、通常のハロも見えていて、二重になっています。

さらにレアな虹色現象「ラテラルアーク」も

北海道豊浦町より(20日13時12分撮影)
また、豊浦町から届いた写真には、外接ハロの外側(右下)にもうひとつの虹色が映っています。

こちらは「下部ラテラルアーク」とよばれるもので、太陽の下側46度のところに現れますが、出現頻度は低く、非常に珍しい現象です。
太陽の周りに見られるいろいろな虹色現象
北海道は今日いっぱい薄雲が広がりやすく、こうした虹色現象のチャンスが続きそうです。