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強い台風19号 発達して来週中頃に西日本へ接近

2018/08/18 07:41 ウェザーニュース

18日(土)3時現在、強い台風19号(ソーリック)は小笠原近海を北上しています。
中心付近の半径90km以内が、風速25m/s以上の暴風域となっています。
▼台風19号 18日(土) 3時現在
 存在地域   父島の南西約390km
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     北北西 15 km/h
 中心気圧   970 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s
>> 最新の台風情報

来週中頃に西日本へ接近

台風は太平洋高気圧に阻まれる形で速度を落とし、明日にかけてやや西よりに進路を変える見込みです。

その後、21日(火)から22日(水)にかけて西日本に近づき、上陸するおそれがあります。
とりうる進路には幅がありますので、今後の情報にご注意ください。
〔会員メニュー〕3つの機関の詳しい進路予想と影響解説

非常に強い勢力に発達の見込み

台風19号が進むと予想されている海域は、海面水温が28℃以上と高く、台風は今後も発達を続けて、週明けには非常に強い勢力となる予想です。

沿岸近くまで海水温は高いため、勢力を保ったまま陸地へ接近するおそれがあります。広範囲が台風の暴風域に入り、大荒れとなるおそれがありますので、早めの対策が必要です。

また、台風の東側を吹く湿った風の影響で、西日本の太平洋側は接近前から雨が降りやすく、台風から離れていても大雨になる所がありそうです。

台風の名前「ソーリック」

ソーリック(Soulik)は、ミクロネシアが提案した名称で、伝統的な部族長の称号からきています。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より
※ページ内で再生が出来ない場合は、https://youtu.be/OnsAyS7o-38からご覧ください。